授業紹介:Nonmarket Strategy

Class of 2016のSNです。今回は、今学期の履修科目の中からNonmarket Strategyという授業を紹介したいと思います。

 

この授業は、人気教授の一人であるDavid Bach教授が担当です。”Nonmarket”というのはあまり聞き慣れない言葉ですが、民間の経済活動に大きな影響を与える政治的、社会的、文化的な要素のことを表します。例えば、外国の民間企業が、ある国のエネルギー事業に参入しようとするとき、民間企業による通常の経済活動にも関わらず、その国の政府が、国家のセキュリティ面を懸念し、突如、外資規制を厳しくしたという事例があります。こうした政府の介入もNonmarketの一部です。通常の”Market”(競合他社やサプライヤー、または需要と供給のバランスなど)という概念では捉えきれない変則的な要素と言えます。国特有の政治的、社会的、文化的な要素を理解した上で、どう効果的にビジネスを行うかを、ケースを通じて学びます。

 

先日は、男性向け雑誌を刊行しているPlayboyのケースを扱いました。Playboyは、女性モデルの際どい写真も掲載する雑誌で、発売開始の1950年代はアメリカ国内で物議を醸したものの、結果的には確固たるブランドを確立しました。海外展開を進める中で、Playboyはインドネシアにも進出しましたが、宗教的な側面があり、社会全体から厳しい批判を受け、現地法人の責任者が逮捕されるという事態にまで発展します。これは、宗教的、社会的な要素が大きな影響を与えたケースです。もし自分がPlayboyのCEOであれば、この状況をどう対処するか、そもそも何に気を付けるべきだったのかを、授業では議論しました。

 

この授業からの学びは、国内事業にも適用できますが、ケースの多くが海外事業に関連します。なので、個人的にはInternational Businessに興味がある方にお勧めです!