1年目の振り返り(Fall 2)

こんにちは。Class of 2017Takです。1年生は今週からオリエンテーションが始まりました。去年は期待と不安でドキドキだったことを今でも良く覚えています。さて、今日は前回に引き続き1年目Fall 2のコア(必修)授業をご紹介したいと思います。

 

Competitor

戦略論とミクロ経済学を融合させた授業です。ポーターのファイブフォース(SOMではComplementorsを加えたシックスフォースを扱いました)等を活用しながら、ケースでオンラインゲームや天然資源業界等を分析したほか、クールノー競争、ベルトラン競争、ホテリングモデルといった経済学の競争理論についても学びました。グループでテーマパークや航空産業の競争環境を分析し、プレゼンする機会があったほか、米国の2大スーパーの実地調査を行い、両社の戦略の違いを分析したことも面白かったです。個人的に印象に残ったポイントは、サプライヤーや顧客如何に関わらず、Value Netのすべてのプレーヤーが協力者(パイの創出・拡大)とも敵(パイの奪い合い)ともなりえるということでしょうか。

 

Customer

マーケティングの授業です。一般的なマーケティングのフレームワークを学んだ上で、自動車メーカーや銀行等、様々な業界のケースを扱い、マーケティング戦略をチームで練りました。この中で、NPOのマーケティング戦略についても扱う授業があった点はSOMならではだと思います。また、年金運用機関のマーケティング戦略を立案し、実際の社員の方を前に、宣伝手法を提案する機会があったほか、データを活用した顧客分析も行いました。マーケティングについて知識のなかった私は、セグメンテーションすべき対象は決してプロダクトではなく、カスタマーだという教授の言葉が印象に残っています。

 

Sourcing & Managing Funds

コーポレートファイナンスの授業です。CFOの視点から、企業価値や資本コスト、プロジェクトの投資判断等について学びます。一番印象に残ったのが、サッカーチームのIPOのケースです。競争環境等を分析し、フリーキャッシュフローに関連する項目のアサンプションを自分で置いて、DCFで企業価値の算定を行いました。面白い反面、前提の置き方によって企業価値が大きく変動するので、バリュエーションの難しさを痛感することになりました。

 

Investor

ファイナンスの授業です。シラバスから拝借すると、「投資家が何をし、どんなことを考え、何を気にしたりするか」を学ぶ授業です。金融市場・商品の概略、割引現在価値、CAPM、配当割引モデル、債券、デリバティブ、ブラックショールズ等、一通り学習します。また、Stock Gameという株式売買のシミュレーションゲームをやり、マーケットのメカニズムを楽しく学べました。金融業界での勤務経験がある人のゲーム結果が平均より悪い点も面白かったです。この授業はファイナンスの基礎としての位置付けで、Electiveではプライベートエクイティや不動産投資、大学基金運用、プログラムトレーディング等、より専門的なファイナンスの授業が用意されています。

 

Leadership Fundamentals

こちらはFallセメスター通期の授業です。名前の通りリーダーシップについて学びますが、リーダーはこうあるべきといった押し付けではなく、自分自身を見つめ直すことにより、どのようなリーダーを目指すか気付きを与えることに主眼が置かれた授業です。授業では、知人から、自分が最も活躍していた点にフォーカスしてフィードバックを受けるというエクササイズもありました。日本人の私はどうしても悪い点に注目し、どう改善すべきかを考えてしまうので、自分の良い点だけに注目する機会は新鮮でした。別の課題では、自分を客観的に知るための質問を考え、クラスメイト等に回答してもらうという課題もありました。自分自身と徹底的に向き合うことで、2年間の留学生活をどのように過ごすべきか考える機会となりました。