新学期開始とGlobal Virtual Team

MBA1年目のSKです。長かった冬休みもついに終わり、春学期が始まります。

来週からの本格的な授業開始の前に、1年生は二日間の”Global Virtual Team”という必修の授業に参加しました。

この授業は、チームの中でメンバーが地理的に離れていたり、文化や言語の壁が存在したりする場合にどのように対処していくのか、理論と実践を通じて学ぶものです。

この二日間では多くの学術論文や新聞記事、ケーススタディ、シミュレーション等を通じて、グローバルに展開する企業が直面する様々な課題を学びました。 

欧州と米国での雇用慣行の違いに基づくトラブル、時差のため常に夜にミーティングに参加せざるを得ないチームメンバーの不満、母語を使えないことによるコミュニケーションの停滞や、本部が仕事の実績よりも英語の流ちょうさで現地法人における昇進を決めてしまう問題など、日本で海外と仕事をしていると身近に感じる多くの課題について、他の学生がどのように感じるのかを知る貴重な機会になりました。

2月の初週にはOperations Engineという授業の課題についてGlobal Network加盟校(EGADE, HEC, UCD/Smurfit)の学生と協力しつつ取り組むことで、実際にグローバルなチームの難しさを体験する予定です。

グローバル化への対応を重視するSOMらしい授業のひとつです。

 

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春学期前半のクォーターは、”Employee”, “Operations Engine”, “Global Macroeconomy”という3つの必修に加え、いよいよ1年生もelectiveの履修が可能になります。私もSOM内外の講義をいくつか履修予定です。

 

今学期は一層忙しくなりそうですが、どんな学びが得られるか楽しみです!

 

***[追記]***

Operations Engineでは、パリのHEC経営大学院の学生2名とSOMの1年生2名でチームを組み、工場の生産管理のシミュレーションゲームに取り組みました。このシミュレーションゲームは約1年間の工場のオペレーションを最適化し、ゲーム終了時の手持ち資金を最大化することを目的とするものです。ゲームは1週間かけて行われ、ゲームの中の時間は24時間進み続けています。参加者は工場の状況を示す様々なデータを分析し、逐次適切な投資の実施や需要予測、販売価格と納期の変更などを行います。

 

全チームの手持ち資金の状況は常にランキング形式で共有されており、順位を巡っての競争はとても盛り上がっていました。

 

 

24時間一人で監視するわけにはいかないため、意思決定の方法も工夫する必要があります。私たちのチームは事前の計画段階と序盤には1-2日に一度の定例ミーティング、それ以降はメールでのやり取りを中心に大まかな戦略の検討と情報共有を行い、実際の意思決定はとヨーロッパのメンバーとSOMのメンバーで分担してシフトを組んで対応しました。

 

時差もある中、忙しい他のメンバーとプロジェクトを進めるため、Google DocsやSkype、Slackなどのツールを用いて効率的に進めていきましたが、各メンバーのツールへの習熟度の違いやミスコミュニケーション等、事前の講義で習った様々な苦労を実際に体験し、グローバルなチームで取り組むプロジェクトの難しさを実体験するよい機会となりました。